「転職を考えているけど、業界が決まらない」
「転職先の業界ってどうやって選んだらいい?」
そんな方に読んで欲しい記事です。
過去に転職を10回経験している私、中里圭が経験から「転職先の業界の決め方」をお話しします。
「興味あること」 × 「 IT 」
結論は見出しのとおりです。
「興味あること」を「好きなこと」または「経験、知識があること」と置き換えてもいいでしょう。
好きでもなく、興味もない場所で働くと消耗して続きません。
「IT」というと難しそうですが、かんたんにいえば「ネットで活かしましょう」ということです。
とはいえ「自分に何があっているか分からない」
そう考える方もいるでしょう。
そんな方はその先の「再転職」を想定して、思い切って新しい業種に飛び込むのもアリです。
給料で選ぶと失敗します
転職の目的として「給料アップ」を考える方も多いでしょう。
たとえば「営業職」は一見、収入が高いことが多いです。
しかし、対面で販売することが得意ではない人が給与面だけで選ぶと、目標達成のために疲弊することになります。
給料アップは「長い目」で見ることが大切です。
いくら待遇がよくても続かなければ意味がありません。
「出版社」 × 「ITベンチャー」
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私が今、過去に経験してよかったと思える職種はこの2つです。
- 出版社・・・記事作成、広告営業を経験
- ITベンチャー・・・レンタルサーバーの営業、ウェブ作成の基本を経験
いずれも現在の「ブログ運営」にも役立っています。
記事を書く「楽しさ」を発見
出版社ではまず、紙面に載せる広告の営業を経験しました。
ノルマももちろんあり、つらく感じることも多々ありました。
月によっては大きな報酬を得ることもできました。
しかし、対面での営業力に限界を感じた私は、みずから編集部への移動を希望しました。
編集部では紙面に載せる記事を執筆しました。
締め切りという「ノルマ」はありました。
しかし営業のノルマほどは苦痛に感じませんでした。
むしろ、文章を書く楽しさをここで知ることができたのです。
給料は下がりましたが、異動を希望して正解でした。
ITベンチャーでの経験
出版社で働くなかで、私はいわゆる「紙媒体」の将来性に不安を感じるようになりました。
約20年ほど前のことです。
当時はまだ、インターネットが今ほど普及しておらず、携帯電話が出始めたばかりでした。
ITへの興味が抑えきれなかった私は、思い切って出版社を辞め、ITベンチャーへ就職しました。
その会社で私はレンタルサーバーの営業、そして顧客にウェブサイトの作成を提案しました。
以前の会社で営業に向いていないと感じていながら、矛盾していますが(笑)
ネットの基本を働きながら吸収
私はネットの知識ゼロで入社しました。
しかしこのベンチャー企業で給料をもらいながら、ネットの基本を学べたのはよい経験でした。
IT業界に興味のある方は、私のように「未経験者歓迎」の会社を探すとよいでしょう。
お金をもらいながらプロのノウハウを得ることは、これ以上ない効率的な方法です。
いまも当時の判断は間違っていなかったと感じています。
時代は「ウェブサービス」
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社会は新型ウィルスの蔓延によって大きく変わりました。
そんな状況のなかでも、売り上げを伸ばしている業種があります。
ネットでモノ、情報を提供する「ウェブサービス」です。
外出規制の「先進国」中国では、ネット通販の「アリババ」が需要に対応して新しいシステムを構築しました。
消費者が産地からのライブ映像を見ながら食料品を購入できる、というものです。
また、中国では在宅でエンターテインメントを楽しめるサービスが好調。
オンラインゲームは需要が増えすぎたことにより、システムの停止が頻発したといいます。
参考:wired.jp「ビール、エンタメ、日用品・・・新型コロナウィルスの影響で、意外なビジネスが追い風を受けている」
「ウェブサービスに興味はあるけど、どう学んだらいいか分からない」
そんな方には「沈黙のWebマーケティング」がおすすめです。
ストーリー形式で分かりやすく、ウェブを使ったビジネスを学ぶことができます。
ウェブ上に公開されている「無料版」でも十分参考になります。
さらに詳しく学びたい方には書籍版もあります。
※すぐに読みたい場合はKindle版がおすすめです。
無料でウェブ知識を学ぶなら
働きながら学ぶのがもっとも効率的。さきほどそう述べました。
とはいえ、まったくの知識ゼロで転職するのは抵抗があるかもしれません。
そんな方は「無料」でウェブの基本を学ぶといいでしょう。
おすすめは次の2つです。
- Progate(プロゲート)
- TechAcademy(テックアカデミー)
「Progate」はスマホでも始められるプログラミングアプリです。
ウェブ制作に必要なHTML/CSSの基本を無料で学べます。深く学びたい方には月額980円の有料コースも用意されています。
とにかく知識ゼロ、という方にはハードルが低くおすすめです。
「TechAcademy」でも在宅でプログラミングの無料体験ができます。
大きな特徴は、受講生ひとりずつに「メンター」(質問できる先生)がつくという点です。
プログラミングは質問できる人がいないことが、挫折する大きな要因といわれます。
まずは無料体験で感触を確かめてみるといいでしょう。
「好きなこと」×「ネット」で生きましょう
あなたの「得意分野」は何ですか?
すぐに思いついた方は「ネット」でそれがどう活かせるか考えましょう。
「これといって得意なことはない」
そんな方は「好きなこと」「興味あること」を見つけましょう。
そして、思い切ってその会社に飛び込むのもアリです。
「転職サイト」や「転職エージェント」に登録しつつ「学ぶ」ことで、進みたい道が見つかるかも知れません。
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