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【さよーならまたいつか!】歌詞の意味と楽曲参加メンバーは?

ライフ

2024年4月1日スタートのNHKの朝ドラ「虎に翼」。
ドラマ開始と同時に、ついに米津玄師さんが制作した主題歌「さよーならまたいつか!」が公開されました。

この記事では、「さよーならまたいつか!」の歌詞など楽曲に関する情報をお伝えします。

記事後半では米津さんのことをよく知らない方に向け、米津さんがどんな人なのかを分かりやすく解説しています。

この記事を書いた人
中里圭。ただの米津玄師、King Gnuファン。アラフィフ。元記者・副業研究家・ライター
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「さよーならまたいつか!」歌詞の意味

4月12日、米津さんの公式チャンネルにおいて、「さよーならまたいつか!」のミュージックビデオが公開されました。

髪形を一新した米津さんのキュートな”横ピース”が見られるMVは、「虎と翼」とはまた違った世界観が描かれています。

鍵盤と弦、ドラム、そして米津さんの歌声が心地よい、アップテンポで軽快な曲。
朝から聴くと元気が出てきます。

NHK朝ドラの曲ですが、お行儀のよい曲に収まらず「知らねーけれど」など、”米津節”が聴けたのもうれしく感じます。

どこから春が巡り来るのか
知らず知らず大人になった

見上げた先には燕が飛んでいた
気のない顔で

もしもわたしに翼があれば
願う度に悲しみに暮れた

さよなら100年先でまた会いましょう
心配しないで

いつの間にか  花が落ちた
誰かがわたしに嘘をついた

土砂降りでも構わず飛んでいく
その力が欲しかった

誰かと恋に落ちて また砕けて
やがて離れ離れ

口の中はたと血が滲んで
空に唾を吐く

瞬け羽を広げ 気儘に飛べ
どこまでもゆけ

100年先も憶えてるかな
知らねえけれど
さよーならまたいつか!

1番の歌詞は分かりやすいのですが、2番の歌詞には私たちが普段、使わないような言葉がいくつか出てきます。

しぐるるやしぐるる町へ歩み入る
そこかしこで袖触れる

見上げた先には何も居なかった
ああ居なかった

したり顔で触らないで
背中を殴りつける的外れ

人が宣う地獄の先にこそ
わたしは春を見る

誰かを愛したくて でも痛くて
いつしか雨霰

繋がれていた縄を握りしめて
しかと噛みちぎる

貫け狙い定め 蓋し虎へ
どこまでもゆけ

100年先のあなたに会いたい
消え失せるなよ
さよーならまたいつか!

今恋に落ちて また砕けて
離れ離れ

口の中はたと血が滲んで
空に唾を吐く

今羽を広げ 気儘に飛べ
どこまでもゆけ

生まれた日からわたしでいたんだ
知らなかっただろ
さよーならまたいつか!

しぐるるやしぐるる・・有名な俳人・種田山頭火(たねださんとうか)が詠んだ俳句の一節。

「しぐるるやしぐるる山へ歩み入る」

しぐるるとは「時雨」(晩秋から初冬にかけて降る冷たい雨)を指します。

したり顔・・「してやった」「得意な」「自慢気」な顔

宣う(のたまう)・・本来は「言う」の尊敬語(=おっしゃる)。
皮肉を込めて使われることもある。

蓋し(けだし)・・「もしかして」「ひょっとして」など推定として使われることもあるが、この場合は「確信を込めた推定」(まさしく、たしかに)として使用されていると考えられます。

楽曲参加メンバー

Screenshot

「さよーならまたいつか!」には共同アレンジとしてシンガーソングライター、鍵盤奏者、編曲家などで活動するトオミヨウさんが参加。

ドラムは米津さんのツアーのサポートメンバーでおなじみの堀正輝さん。
ストリングス(弦楽器)はバイオリニストの真部裕さん。
レコーディング・エンジニアとして小森雅仁さんが参加しています。

米津玄師ってどんな人?

米津玄師さんのプロフィール、おもな経歴をご紹介します。

米津玄師(よねづけんし)

  • シンガーソングライター、イラストレーター、音楽プロデューサー、ダンサーetc.
  • 1991年3月10日生まれ
  • 徳島県出身
  • 所属レーベル:ソニー・ミュージックレーベル
  • 所属事務所:リイシューレコード(公式サイト

2009年~”ハチ”として「ニコニコ動画」に楽曲投稿を開始
米津さんのアーティストとしての本格スタートは、動画投稿プラットフォーム「ニコニコ動画」への「ボカロ)曲」の投稿でした。
当時は米津玄師としてではなく”ハチ”という名義で楽曲を公開。
自身がイラスト、アニメーションも手掛ける作品は大きな注目を集め、「マトリョシカ」「パンダヒーロー」といった大ヒット曲を生み出しました。

※ボカロとは
「ボーカロイド」の略で、ヤマハが開発した音声合成技術と、その応用製品の総称。
メロディーと歌詞を入力することで、サンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができます。「初音ミク」が有名です。

2012年「米津玄師」としてソロデビュー
ハチとして知る人ぞ知る存在となった米津さんは2012年、本名・米津玄師名義のアルバム「diorama」でソロデビュー。翌年にメジャーデビューを果たしました。

2018年「Lemon」でトップアーティストに、紅白出演
2017年までに4枚のアルバム、シングル7曲をリリース。
すでに知名度は高まっていた米津さんですが、トップアーティストの地位を確固たるものにしたのは、やはり「Lemon」の爆発的ヒットでしょう。

TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として発表された同曲は、ザテレビジョンドラマアカデミー「最優秀ドラマソング賞」など数々の賞を受賞。
日本レコード協会からは「史上最速」100万ダウンロード曲の認定を受けました。

2018年2月27日にYouTubeで公開された「Lemon」のミュージックビデオは、8億4700万回以上再生されており、日本人アーティストのMV再生ランキング第1位。
YouTubeチャンネル登録者数も704万人と最多を誇っています。(2024年2月18日現在)

さらに2018年には「<NHK>2020応援ソング」として小学生5人組「Foolin(フーリン)」が歌う「パプリカ」の作詞作曲、プロデュースを担当。
同曲はNHK「みんなのうた」でも流れ、幼児、児童を中心に大流行しました。

ちなみに、米津さんが2023年にジブリ・宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を手掛けることになったのは、宮﨑監督がジブリの幼稚園の子供たちが歌う「パプリカ」を気に入ってよく口ずさんでいたことが決め手だったと、ジブリ・鈴木敏夫プロデューサーが明かしています。

10月にリリースされたシングル「Flamingo / TEENAGE RIOT」はオリコン週間シングルランキング1位を獲得。
「Flamingo」はソニーのワイヤレスイヤホンのCMに起用され、同CMには米津さん自身が出演して話題となりました。

そして米津さんは年間を通しての活躍が認められ、2018年に初のNHK「紅白歌合戦」に初出場。
代表曲の「Lemon」を生まれ故郷の徳島・大塚国際美術館から披露しました。

2019年「馬と鹿」リリース、嵐へ「カイト」を提供
前年に紅白出演を果たした米津さんですが、2019年もその勢いは衰えません。

年頭からライブツアーを敢行すると、初となる上海、台北での海外公演も成功させます。
4月には俳優・菅田将暉さんの楽曲「まちがいさがし」を作詞作曲・プロデュース。
6月、映画「海獣の子供」主題歌「海の幽霊」を発表。
9月にはTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌「馬と鹿」を書き下ろし。
同ドラマは企業のラグビー部存続がテーマのひとつだったこともあり、同年に日本で開催された「ラグビーワールドカップ」会場でも「馬と鹿」が流れるなど人気となりました。

そして12月、NHK紅白歌合戦において、米津さんが作詞作曲・プロデュースを手掛けた、嵐の「カイト」が初披露。
同曲は「NHK2020ソング」としてスポーツなどさまざまな番組で流れました。
また、前年にリリースされた「パプリカ」が日本レコード大賞を受賞しています。

2020年「感電」がTBSドラマ「MIU404」の主題歌に
この年は新型コロナの流行が始まったため、2月からの米津さんのライブツアーも開催期間途中で延期、のちに中止となりました。
そんな状況の中、3月に発表された「感電」はミュージックビデオが公開から1時間50分で「100万再生」を記録するなど大ヒット。

8月には「感電」を始めとして「Lemon」「馬と鹿」「海の幽霊」「Flamingo」、そして「パプリカ」「まちがいさがし」のセルフカバーが収録されたアルバム「STRAY SHEEP(ストレイシープ)」が発売されました。
ヒット曲が多く収められている「STRAY SHEEP」は驚異的な売上げを記録し、200万セールスを達成。
各種ランキングで1位となり、2020年46冠を記録しています。

有名な曲が多数収録されている「STRAY SHEEP」は、「虎に翼」をきっかけに米津さんに興味を抱き始めた方の「入門編」としておすすめのアルバムです。


STRAY SHEEP

2021年 TBSドラマ「リコカツ」主題歌「Pale Blue」
1月にNTVのニュース番組「news zero」のテーマ曲「ゆめうつつ」、4月にはTBSドラマ「リコカツ」主題歌「Pale Blue(ペイルブルー)」を手掛けたことが発表されました。

これまでの米津さんの曲にはいくつか、”ラブソング”と呼べるものがありますが、その中でも「Pale Blue」の歌詞は比較的、ストレートに恋愛を歌っているといえます。

この曲はビルボード総合ランキング第1位を獲得したほか、オリコン・ダウンロードランキングではトップ3が米津さんの曲(Pale Blue、ゆめうつつ、死神=Pale Blueのカップリング曲)で独占されることとなりました。

2022年 アニメ主題歌「KICK BACK」が世界的ヒットに
2022年も大型のタイアップ曲が3曲リリースされました。
まず、ソニーのゲーム機「Play Station」のCM曲「POP SONG」。このCMには米津さん自身が出演しています。

続いて公開されたのが映画「シン・ウルトラマン」の主題歌「M八七(はちじゅうなな)」。
この映画は「新世紀エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」などで知られる庵野秀明監督の作品であり、ウルトラマンの新作として国内外の多くの注目を集めました。

そして10月、米津玄師の名を世界に知らしめる楽曲が公開されました。
アニメ「チェンソーマン」のオープニングテーマ「KICK BACK」です。

アニメ「チェンソーマン」は「週刊少年ジャンプ」にて連載中の、藤本タツキ氏原作の同名マンガのアニメ作品。
「KICK BACK」は人気漫画のアニメ主題歌というだけでなく、4人組バンド「King Gnu(キングヌー)」の常田大希さんが共同プロデュース、編曲、演奏に参加。
ミュージックビデオにも友情出演参加したことも大きな話題となりました。

世界的人気アニメとの相乗効果もあり、「KICK BACK」は日本人として初めて「Spotify グローバル50」にランクイン。
翌2023年には、日本語歌詞の曲として史上初めてアメリカレコード協会(RIAA)から「ゴールド認定」を受けました。
また、RIAAが2023年に活躍したアーティストを総括する「RIAA Class of 2023」に、日本人として初めて選出されています。

2023年~宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」主題歌を担当
国内にとどまらず海外での評価も高まっている米津さんですが、2023年は3月に「ジョージア」のCMソング「LADY」をリリースしCMにも出演。
6月には大人気ゲーム「ファイナルファンタジーXVI」のテーマソング「月を見ていた」がインターネット限定で配信されました。

そして7月、スタジオジブリ・宮﨑駿監督の映画「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を米津さんが手がけたことが、映画の公開とともに発表されました。

同映画は宮﨑監督の10年ぶりの長編作品ということもあり、海外でも注目を集め「英国アカデミー賞・アニメ映画賞」など数々の賞を受賞しています。
2024年3月10日(日本時間11日)に発表された米国「第96回アカデミー賞」では「長編アニメ映画賞」を見事に受賞。
2002年「千と千尋の神隠し」以来の栄誉に輝きました。

なお「地球儀」は2023年に開催された「米津玄師ツアー2023 / 空想」最終公演となった横浜アリーナで初めて披露されました。
当時はまだ映画の公開前だったため、タイトル等一切明かされずさまざまな憶測を呼びました。
そのライブの模様は↓の記事にてレポートしています。

音楽だけではない米津玄師の「才能」

米津さんといえば「シンガーソングライター」として多くの人々に認知されていますが、音楽以外の”才能”も評価されています。

ダンサーとしては「LOSER」や「Flamingo」などのミュージックビデオにおいてダンスを披露。
米津さんの”ダンスの師匠”でありシルク・ド・ソレイユ初の日本人男性ダンサーとなった辻本知彦さんをして「彼は踊りの天才だ!!!!」と言わしめています。

また、米津さんは若い頃「漫画家」を目指していたと語っており、「イラストレーター」としての才能も目を見張るものがあります。

米津さんは自身の楽曲のアートワーク(CDジャケットなど)のイラストをほぼすべて自分で描いています。


KICK BACK


M八七


月を見ていた

そのレベルの高さに驚く方も多いことでしょう。
”才能の塊”とは、まさに米津さんのような人を指す言葉かもしれません。

米津玄師、初の朝ドラ主題歌「さよーならまたいつか!」

1月18日、2024年度前期朝ドラ「虎に翼」の主題歌を米津さんが手掛けると発表されました。
米津さんの記念すべき「100曲目」となった「地球儀」以来、約6ヵ月ぶりの新曲発表となりました。

主題歌「さよーならまたいつか!」が聴けるのは、朝ドラの放映が始まる4月1日(月)。
配信、リリースは4月8日(月)です。

米津玄師コメント

米津さんが「虎に翼」の主題歌を担当すると発表された際の、米津さんのコメントは以下のとおりです。

まさか夜中でばかり生きている自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした。

寅子(ともこ)の生きざまに思いをはせ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ「毎朝聴けるものを」と意気込み作りました。

よろしく願いします。

この発表ののち、米津さんはインスタグラムのストーリーに次のように投稿しています。

「作りました」とコメントしたものの、この時点ではまだ曲は未完成だったようです。

これまでも映画やドラマの主題歌を手掛けてきた米津さんですが、制作にあたっては脚本や資料にじっくりと目を通し、本編にしっかりと寄り添った曲を作りたい、そういった姿勢が過去の様子からは伝わってきます。

「さよーならまたいつか!」が「虎に翼」のストーリーをどのように盛り上げるのか。
初オンエアの4月1日が楽しみですね。

TVドラマの主題歌は5作目

米津さんがTVドラマの主題歌を手掛けるのは「Pale Blue」以来3年ぶり。
「さよーならまたいつか!」で5作目となります。

  • 「Lemon」・・TBS系ドラマ「アンナチュラル」(2018年)
  • 「馬と鹿」・・TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(2019年)
  • 「感電」・・TBS系ドラマ「MIU404」(2020年)
  • 「Pale Blue」・・TBS系ドラマ「リコカツ」(2021年)
  • 「さよーならまたいつか!」・・NHK朝ドラ「虎に翼」(2024年)

2度目の「紅白出演」確定か?

米津さんが朝ドラの主題歌を手掛けたことで期待されるのが「NHK紅白歌合戦」への出演です。

米津さんが紅白に出演したのは2018年の1回のみ。
この年は「Lemon」の大ヒットに加え、米津さんが作詞作曲、プロデュースを務めた「Foorin」が歌う「パプリカ」も人気となり、NHK「みんなのうた」で流れるなど、紅白出場の期待が高まっていた中での出演となりました。

その後も2019年に「NHK2020ソング」として嵐に「カイト」を楽曲提供、2021年にはアルバム「STRAY SHEEP」収録曲「カナリヤ」が番組「ふたりのディスタンス」の主題歌に採用されるなど、NHKとの接点はありましたが、2度目の紅白出場には至っていません。

今回初めて、米津さんがNHKの朝ドラ主題歌を書き下ろしたことで、米津さんの紅白出場への期待が高まることでしょう。

朝ドラ「虎に翼」とは?

「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子氏をモデルとした作品。
主演の伊藤沙莉演じる猪爪寅子と彼女の仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救う情熱あふれる法曹たちの物語を描いています。

「虎に翼」というタイトルは、中国の思想家・韓非が記した韓非子に登場する言葉で「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」という意味を持っています。

主人公の寅子(あだ名は「トラコ」)は、五黄の寅年生まれで、法学という翼を持ち、弱き人々のために翼を羽ばたかせて成長する姿をイメージして、このタイトルがつけられました。

奇しくも今年、初の女性「日弁連会長」が誕生

日本初の女性弁護士のひとりがモデルの「虎に翼」ですが、奇しくも2024年4月から女性が初めて日本弁護士連合会(日弁連)の会長に就きます。

渕上玲子さんです。

渕上さんは東京弁護士会会長や、総務省電気通信事業紛争処理委員会委員長代理を務めた経歴の持ち主。
日弁連会長選挙の公約では「選択的夫婦別姓制度の実現」などを掲げており、多様性と平等を重視している人物です。

2024年2月9日に次期会長選挙で選出され、裁判所や検察庁を含む法曹三者で組織のトップに女性が就くのは初めてです。

「虎に翼」主要キャスト

伊藤沙莉 / 石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、上川周作/ 土居志央梨、桜井ユキ、平岩 紙、ハ・ヨンス、岩田剛典、戸塚純貴/ 松山ケンイチ、小林 薫

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