セールスライティングは本業、副業問わず強力なスキルです。
「何かを売る」ためには、確実に存在する「法則」「技術」を学ぶことが不可欠です。
本記事では、過去にスポーツ紙記者として働いていた僕、中里圭(@keinakazato7777)が読んできたセールスライティング書籍のなかでも、特にオススメの5冊をランキングにしました。
ぜひ教本選びの参考にしてください。
おすすめ第1位「10倍売る人の文章術」
僕がオススメするセールライティングの本、第1位は「10倍売る人の文章術」(PHP研究所)。
著者は「伝説のダイレクト・マーケッター」と呼ばれるジョセフ・シュガーマンです。
この「10倍売る人の文章術」では、印刷媒体での広告における知見、文章の書き方、心がまえを解説。もちろん、ネット媒体での文章作成にも十分に役立ちます。
その内容は具体的かつ分かりやすく、初心者が「売るための文章」を学ぶには最適の1冊といえます。
通販で「家」を売る⁈
僕が本書を一番におすすめする理由は、内容は当然として、その「読みやすさ」にもあります。文章の表現が魅力的で、スムーズに読み進められます。
読みやすさの理由は、きっと「監訳者」によるところが大きいのでしょう。
本書の監訳者は金森重樹さん。ビジネスプロデューサーであり、通信販売でマンションを1棟まるごと販売する「通販大家さん」を運営されている方です。
奇しくも(?)その「通販大家さん」に関連する「広告の秘密」が本書に登場します。
興味ある方は、ぜひ「10倍売る人の文章術」を手に取ってみてください。
おすすめ第2位「シュガーマンのマーケティング30の法則」
フォレスト出版。
副題は「お客がモノを買ってしまう心理的トリガー(引き金)とは」。著者は「10倍売る人の文章術」と同じジョセフ・シュガーマンです。
「マーケティング30の法則」では、シュガーマンの経験から得られた「売るための法則」が、おもに対面販売に則して解説されています。
シュガーマンは1971年から印刷媒体とテレビショッピングを中心にセールスを大成功させ、数々の賞を受賞。本書では、今や「常識」となった「客が購買に至る心理」を30項目にわたり解説しています。
その説得力と軽快な語り口には思わず魅了されてしまいます。
「売上げが2倍、3倍に」
ジョー・ジラードという人物をご存じでしょうか。
1966年からの12年間、ギネスブックに「世界№1のセールスマン」として認定された自動車セールスマンです。
その人物が本書の序文でこう述べています。
彼の心理的トリガーは、どれひとつ取っても、あなたの営業成績をみるみる向上させるだろう。
これまでの2倍、いや3倍も夢ではない。
本書については、下記の記事において詳しく要約していますので、ぜひご覧ください。
おすすめ第3位「沈黙のWebライティング」
㈱ウェブライダー・松尾茂起氏の著作「沈黙のWebライティング」(MDN)はタイトル通り、ウェブ上での文章テクニックが解説されています。
「SEO(検索エンジン最適化)」
「USP(商品の独自の強み)」
本書にはこういったWeb用語が多く登場します。
しかしストーリー(漫画風)と詳細な解説を織り交ぜて解説されているため、Web初心者でも読みやすくなっています。
正確には「セールスライティング」の本とは言えませんが、Webに特化したライティング本の中では特にオススメ。
Googleでの検索順位を上げたい企業サイト担当者、ブログ運営者は必読の1冊です。
アップデート版が発売
「沈黙のWebライティング」の初版は2016年11月。
そして2020年9月24日、Amazon限定の「アップデート・エディション」が発売されました。
Googleの検索エンジンは日々、改良が加えられているため、SEO対策もその進化に適した対応が必要です。
改訂版では解説記事に変更が加えられています。
本書の購入を検討中の方は「アップデート・エディション」を買うのをお忘れなく。
おすすめ第4位「ザ・コピーライティング」
次のおすすめはジョン・ケープルズ著「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」(ダイヤモンド社)。
ケープルズはアメリカの広告業界で58年の長きにわたり活躍したコピーライターです。
本書に数多く登場する広告の「実例」は1900年代のアメリカのもの。
しかし、その成功の法則は「普遍的」であり、インターネット広告が主流の現在でも十分に役立ちます。
「科学的広告」とは?
ケープルズは本書において「広告タイトル」の重要性を、多くのページを割いて語っています。
そして、その根拠は「テストされた広告」に基づいています。
一般広告に大いに欠けているのは、通販の広告が行っている、沈着冷静に分析を行う科学的な手法なのだ
とはいえ、個人がセールスコピーをテストするのは簡単ではありません。しかし、本書には効果が実証された広告の実例が豊富に示されています。
私たちはその知見を活用できます。
本書はボリュームもあり個人的には多少、読むのに苦労しました。しかし手に入れる価値は十分です。
おすすめ第5位「人を操る禁断の文章術」
かんき出版。メンタリストDaiGoさんによるライティング本です。
DaiGoさんのYouTubeチャンネル登録者は228万人(本記事執筆時点)。ビジネス系ユーチューバーでは1、2位を争う登録者数です。
その人気の秘密はやはり、論文を基にした論理的な内容にあります。
「人を操る禁断の文章術」においても、人間の「心理」を利用して「人を動かす」ためのテクニックがロジカルに書かれています。
人を動かす「想像力」
本書を語るうえで、重要なキーワードがあります。
「想像力」です。
読み手の想像力を刺激して、感情を揺さぶり、行動を誘導する文章術
これがDaiGoさんの「メンタリズム文章術」です。その活用シーンはビジネスに限りません。生活のあらゆる場面で効果的です。
本書は大きな文字で、分かりやすく書かれているので、とても読みやすいのもおすすめポイント。
もう少し詳しく内容を知りたい方は、下記の記事をどうぞ。
さあ、ブログ・アフィリエイトを始めましょう!
ご紹介した書籍でセールスライティングを学んだら、その身につけたスキルを実践で活かすことをおすすめします。
アウトプットをしなければ、せっかくの知識も宝の持ち腐れとなってしまいます。
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下記の記事で開設までの流れをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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