休日など、空いた時間を副業に使いたい、そう考える会社員の方はきっと多いはず。そこでおすすめなのが「ミステリーショッパー」とも呼ばれる「覆面調査員」です。
覆面調査員とは？
覆面調査員は企業の依頼により店舗施設、スタッフの接客態度などを一般客を装い調査します。
このお仕事の良いところは、指定された期間内であれば、自由に調査日時を決められることです。調査対象の営業時間内であればアフター５、週末など自分の都合に合わせて調査すればOKです。
レポート提出は記憶が確かな内に、なるべく早い方がよいので、休前日など良いかもしれません。
調査員登録は無料
当然ながら、調査員登録は無料です。費用が掛かる場合は怪しいと考えましょう。
調査会社のなかにはいわゆる「ポイントサイト」と連携しているところもあります。
ここは個人の好みの問題ですが、報酬は分かりやすく「1件○○〇円」と明示され、現金で振り込まれるほうが、サラリーマンの副業としては向いているといえます。
特別なスキルは必要なし
調査をするにあたって、特別な資格、技能は必要ありません。
調査を依頼する対象企業（クライアント）は、一般ユーザーの目線での客観的な調査、評価を知りたいのです。
必要なのはパソコン、スマホ、インターネット環境ぐらいです。初期投資が必要ない点もサラリーマンの副業に向いています。
男性向けの調査案件も
覆面調査員といえば、主婦がコツコツと、お小遣い稼ぎにやっているイメージが強いかもしれません。
しかし、調査内容によっては男性単独、夫婦、カップル、家族など、女性ひとりでは不自然な調査も多くあります。
調査対象は多岐にわたります。ネット回線会社、スマホ事業者、大小の飲食店、小売店、クルマのディーラー、中古車買取店、サービスエリアなどなど・・・
このなかでもクルマ関係は大きな買いものなので、夫婦、カップルで商談したほうが自然だったりします。
飲食店もいわゆる「おひとりさま」が条件でないかぎり、カップルなどのほうがよい場合もあります。
もちろん、集中して調査できることが条件ですが。
一ヵ月３万円も可能
調査の報酬は１件数百円～5000円など、ピンキリです。もしかしたらもっと高額な案件もあるかもしれません。
当然、高い案件ほど調査項目が多く、細かいところまで調査する必要があります。
調査はすべて「レポート提出」がセットとなるので、その分、レポート作成にも時間が必要です。とはいえ、一ヵ月のうち休日に5000円の案件を4件こなせれば、2万円の収入。
6件ならば3万円。人気の案件は抽選となることも多いのですが、実績を積み重ねれば、ダイレクトで調査依頼をうけることもあります。
文章力の向上にも
案件の難易度にもよりますが、調査レポートには「分かりやすい」「客観的かつ具体的な」「状況が目に浮かぶ」文章が求められます。
報酬が発生する以上、読み手であるレポート添削者、クライアントを納得させる必要があるのです。
始めたばかりのころは運営の添削に引っ掛かり、部分的に書き直して再提出することもあります。時間効率が悪いと感じることもあるでしょう。
しかし繰り返すうちに早く、順序立てて分かりやすく書く文章が身につき、獲得できる案件も増えます。
文章力はほぼすべての仕事において重要なスキルです。「文章が苦手」という方にもおすすめな副業です。
とにかくバレない！
より正確な調査、レポートが必要なのはお分かりいただけると思います。
しかし、最も大切なのが「覆面調査員だと相手にばれない」ことです。
- 調査マニュアルを調査対象者に見られた
- 録音、撮影しているのがバレた
- 来店動機、設定が不自然
- 挙動不審
素性が調査対象に知られてしまうと、調査継続は不可能です。クライアントからクレームを受けることになりかねません。もちろん、調査不成立で報酬は発生しません。
ある程度の「演技力」も必要ですね。
ICレコーダーがあると便利
調査時には、より効率的に、正確な会話等をレポートするために、目立たないレコーダーがあると便利です。
スマホのボイスメモ等でもよいのですが、自然な形でスマホをいじっていたら、「録音中」の表示がみられてしまった、なんてことのないように気をつけたいものです。
胸ポケット、内ポケットに収まるサイズのレコーダーがあれば万全ですね。
まずは登録してみましょう！
最後にごく一部ですが、覆面調査会社のリンクを貼っておきます。この他にも、調べれば出てくると思いますので、ご自身にあった会社を見つけてくださいね。
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