「人間の悩みは『HARM』(ハーム)の4つに分類できる」
これを読んだ私は
「この法則ってブログネタを探すのに使える!」
そう感じました。
「HARMの法則」を提唱しているのはメンタリストDaiGoさん。
著書「人を操る禁断の文章術」の中で、人間の欲求が潜む7つの分野のうちのひとつ「悩み」の項でHARMが解説されています。
「ブログ記事のネタ切れに悩んでいる」
「記事ネタのいい探し方ってないかな?」
そんな方のために「HARMの法則」を使った「記事ネタの作り方⑤ステップ」をまとめました。
HARMの法則とは
DaiGoさんいわく、人間の「悩み」の9割は以下の4つに分類されるといいます。
Health.(ヘルス)健康、美容
Ambition.(アンビション)夢、将来、キャリア
Relation.(リレーション)人間関係、結婚、恋人、会社
Money.(マネー)お金
Health
健康に関すること。
ダイエット、人の見た目の変化、病気、加齢にともなう身体的変化など、健康にまつわる悩みのことです。
メンタルに関連する悩みも含まれます。
Ambition
野心、大望、大志という意味の言葉です。
DaiGoさんは「将来の夢」「叶えたい希望」と定義しています。
「理想の仕事」
「出世したい願望」
これらも Ambition に含まれます。
Relation
関わりやつながりをあらわす言葉。
「人を操る禁断の文章術」では、人生におけるあらゆる「人間関係」を Relation にまとめています。
仕事における上司、同僚、部下との関係にまつわる悩み。
家族、友人、知人との関係や結婚、離婚なども含みます。
Money
そのままずばり「お金」に関する悩みです。
収入、借金、年金など。
家の購入など高額な買い物も含みます。
関連記事:メンタリストDaiGo「人を操る禁断の文章術」レビュー【口説くテクニック】
記事の目的は「悩みの解決」
あなたはブログ記事の「目的」をどうお考えでしょうか。
「多くのひとに読んでもらうため」
「広告をのせて収入につなげるため」
考え方はさまざまでしょう。
しかし、ブログ記事の目的は
「読者の悩みを解決すること」
この一点に尽きるのではないでしょうか。
この考えで記事を作成することはSEO(検索エンジン最適化)にもつながります。
では「HARMの法則」を使った記事の書き方⑤ステップを紹介していきましょう。
「世代 × HARM」でもうネタに困らない!
DaiGoさんは「人を操る禁断の文章術」のなかで次のように語っています。
HARMに「世代」をかけ合わせると、まるで占い師のように相手から「え?なんで、私がそれで悩んでいるのを知っているの!?」という反応を引き出すこともできます。
人の心理を読むことに長けているDaiGoさんの言葉だけに、説得力があります。
この方法をブログ記事の作成に活かさない手はありませんね。
①ターゲットの「世代」を決めましょう
まず記事を届けたい読者の年齢層を決めましょう。
10代、20代など世代別でもいいかも知れません。
でも、より細かい設定の方が読者の心に刺さりやすいでしょう。
既婚または独身なのかによっても記事の内容は大きく変わってきます。
記事の「語り口」も変える必要があるかもしれません。
自分と同年代の読者を想像すれば、悩みが想像しやすいともいえます。
ターゲットの年代をより具体的に想定することは、よい記事への第1歩といえるでしょう。
②性別は?
あなたの記事の読者は男性なのか、それとも女性なのか。
その設定によっても当然、記事の内容は大きく変わってきます。
たとえば「Amazonプライムの登録方法」といった記事では、男女の区別は必要ないでしょう。
でも多くの記事は対象の「性別」を決めることで、より説得力あるものとなります。
もっといえば、自分と同性の読者を想定した記事がもっとも書きやすいでしょう。
いずれにしても大切なのは、読者の「属性」をしっかり考えることです。
③悩みの「分野」は?
ここで「HARM」の登場です。
①年代 ②性別 を決めたら、HARMの4つのうち、どの分野の悩みを想定するのか決めましょう。
- (28歳、既婚、女性) × H(美容)
- (35歳、独身、男性) × A(転職、キャリア)
- (48歳、既婚、女性) × R(夫婦関係)
- (52歳、既婚、男性) × M(老後の収入)
このように書き出してみると、読者の悩みが想像しやすくなります。
さきほどのくり返しになりますが、あなた自身の年齢、性別にHARMをかけ合わせると、より具体的に「悩み」が思いつくでしょう。
④「悩み」を具体的に
ステップ③までに読者の年齢、性別、HARMを決めました。
次はより「具体的に」悩みを想像しましょう。
- 28歳、既婚、女性 × H(肌の悩み、若い肌を保ちたい)
- 35歳、独身、男性 × A(プログラミングを身につけたい)
- 48歳、既婚、女性 × R(夫の在宅ワークが増えてイライラ)
- 52歳、既婚、男性 × M(老後の資金が心配。投資は?)
ここまでくれば、書く記事の内容もかなり見えてきます。
見方を変えれば「自分の得意分野、興味あることを年代、性別に分けて記事化」することで、記事ネタが増えることにもなりますね。
⑤解決策を記事に
あとは記事のキーワード設定、構成を組み立てて読者の悩みの「解決策」を書いていくだけです。
「読者に寄り添った記事」が書ければ、きっとGoogleも評価して検索上位に上げてくれることでしょう(願望)。
「経験」が最強だけど・・・
ブログ記事を書く場合、やはり「自分の経験」が最強です。
なぜなら「過去の自分に向けて書く」 = 「悩みがよく分かる」からです。
でも経験ないことも書きたいし、書かざるを得ない場合もありますよね。
そんな時は「HARMの法則」を思い出して、記事作りに活用してみてください。
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